ラボ案内
沖縄ライフサイエンス研究センターは、沖縄県がバイオ・ライフサイエンス分野の科学技術の振興と産業化を目的に、ベンチャーや研究機関等が連携する研究・開発、ビジネス化のための中核施設として設置した県内初のP2レベル対応のレンタルラボです。
ラボおよびシェアードラボ写真(参考)※下記写真をクリックすると拡大画像が表示されます
施設概要
所在地 | 沖縄県うるま市字州崎5番8 |
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構 造 | 鉄骨造 平屋建て |
延床面積 | 2,970平方メートル |
駐車台数 | 81台(来客用10台含む) |
竣 工 | 平成25年3月29日 |
基本仕様 | 物理的封じ込めP2レベルの研究室(前室付)、動物室での小動物(マウス・ラット)の飼育可能、放射性同位元素の使用不可 |
基本設備 | ●研究室(レンタルラボ):前室付、独立空調(通常空調・外気処理空調)、非常用電源、ICカードによる入退室管理、安全キャビネット(BSCクラスⅡA2型)(大
研究室2台、中研究室1台、小研究室1台)、試薬棚付実験台・椅子、流し台装備、オートクレーブ* (*台数に限りあり) ●共通機器等: 製氷機、超純水製造装置、エマージェンシーシャワー(無料) ●共用実験室・共用機器: 共用機器として34種類の機器の利用が可能(有料) ●付 属 設 備: 会議室、リフレッシュスペース、他(有料) |
ラボ入居案内
ラボの仕様
フロアマップ

仕様
部 屋 | 間口・奥行 | 小タイプ | 中タイプ | 大タイプ |
前 室 | 19.35㎡ | 38.7㎡ | 77.4㎡ | |
(4.3m×4.5m) | (4.3m×9.0m) | (4.3m×18.0m) | ||
実験室 | 41.4㎡ | 82.8㎡ | 165.6㎡ | |
(9.2m×4.5m) | (9.2m×9.0m) | (9.2m×18.0m) | ||
月額利用料(消費税込) | 146,644(円) | 293,288(円) | 584,172(円) | |
パッケージエアコン、シックハウス用換気扇(70㎥/h)、排気・給気ファン(2,100㎥/h)、C7:E17室内循環換気(2,500㎥/h)、エアカーテン | ||||
レンタルラボ(部屋)の電気・水道・ガスは実費負担。 | ||||
※原則として3カ月分の利用料を預り金として預託をお願います。 | ||||
高 さ | 天井高 (実験室:3m 前室:2.7m) | |||
天井フトコロ寸法 実験室・前室ともに約2m | ||||
床 | ビニール床シート(長尺、抗菌・耐薬品性) | |||
壁・天井 | 軽量鉄骨天井下地:12.5mm石膏ボード下地張り(不燃材)、 | |||
8mmロックウール化粧吸音板(不燃材) | ||||
ド ア | 軽量鋼製親子開きフラッシュドア(H=2.1m W=1.2m) | |||
外扉(H=2.7m W=1.8m) (注1) | ||||
積載荷重 | 床 : 約300kg/㎡ (設計荷重) | |||
空 調 | パッケージエアコン、シックハウス用換気扇(70㎥/h)、排気・給気ファン(2,100㎥/h)、室内循環換気(2,500㎥/h)、エアカーテン | |||
給排水 | 全室ウェットラボとしての使用が可能なように給排水設備を設置 (注2) | |||
給水:室内天井内バルブ止め 排水:区画壁両側の外壁際にキャップ止め | ||||
電 気 | 電 源 | 容量:既設照明、空調電源含み(単相・3相) | ||
小タイプ:30.5kW(VA)、中タイプ:55.5kW(VA)、大タイプ:117.6kW(VA) | ||||
非常用電源:停電時から10秒以内に稼働、使用状況によるが概ね6時間程度。 | ||||
照 明 | 直管型LED、照度900LX | |||
ガ ス | 二次側はテナント配置。 | |||
通 信 | 電気室に既設で集合盤設備を設置。レンタルラボ内前室に接続口配置 (注3) | |||
セキュリティ | ICカードによる入退室。SECOMによる警備。インターホンはエントランスとの通話可能(オートロック対応)。 |
ラボ入居の流れ
入居応募条件
1)次のいずれかに該当する個人、法人又は法人格のない団体を構成する者であること
イ 一定以上の技術力を有し、研究開発成果の企業化を積極的に指向するもの
ロ 県、大学、国公立試験研究機関等と共同研究を行うもの
2)施設で行う研究は、ライフサイエンス分野に関するものであること
3)事業資金の調達能力を有している者であること
4)大気汚染、水質汚濁、騒音、悪臭等の公害に対し、十分な公害防止対策が可能な者であること
5)研究の内容等が各種法令等に抵触せず、研究室の構造上、設備上問題なく利用する者であること
その他
1)利用許可期間:1年を超えないものとする(更新可)
2)共用部(廊下、トイレ、リフレッシュスペース等)の電気・水道料金をレンタルラボの面積に応じて負担
3)諸法令、県の条例・規則、沖縄ライフサイエンス研究センターの規程等を遵守すること
4)実験内容について:下記実験を実施する場合は、指定管理者への事前相談、及び指定管理者が定める様式により実験計画書等書類の提出が必要です。
・ 遺伝子組換え実験は、P1レベルで取り扱うことが出来る実験まで可。但し、利用者が所属する機関にて安全委員会の承認を受けているもの。
・ ヒト由来試料を取り扱う実験は利用者が所属する機関にて倫理委員会の承認を受けているもの。
・動物実験は利用者が所属する機関にて動物実験委員会の承認を受けているもの。
・病原体等を取り扱う実験はBSL1レベルで取り扱うことができる実験まで可。審査委員会または所属する機関の管理者の承認を受けているもの。
※施設入居者が各ラボにおいて実施する実験については、P2・BSL2レベルまで可。
5)シェアードラボ:入居企業以外でも実験台を1日単位でレンタル利用可能
入居までの流れ
▼ 利⽤申し込み ▼ | 必要書類を指定管理者へ提出・申込してください。 |
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▼ 指定管理者による審査 ▼ | 指定管理者が応募要件等を審査します(1~2週間)。 |
▼ 入居者選考委員会による審査 ▼ | 入居者選考委員会(県・関連機関・学識経験者等で構成)による審査を行います(申込から1~2カ月)。 |
▼ 利用許可 ▼ | 指定管理者より利用許可書を発行します。 |
▼ 利用開始 ▼ | 入居、ラボの内装工事、搬入などが可能となります。 |
入居応募にあたっての規定・申請書類
規定
様式
パンフレット類
パンフレット類